Polvo de Estrellas 〜スターダストの呟き〜

好きなキャンプと競馬と宝塚を呟きます。

凱旋門賞がホースマンの全てなのか?

いよいよ今週末は凱旋門賞です。
日本の競馬番組といい具合にできていて、その週にはG1がないんですね。
だから、マスコミも凱旋門賞に注目しやすくなるし、ホースマン側も秋の最大目標が凱旋門賞であっても問題ないのですね。
凱旋門賞からジャパンカップ有馬記念というローテーションだって問題ないのですから。

しかし。
今、果たして凱旋門賞が全てなのでしょうか?という問題提起。

凱旋門賞は2400メートルのG1。
今の日本の主流血統はロードカナロアだったりキングカメハメハだったりと。
どちらかと言えば2000メートルまでの感じがします。
でもディープインパクトがいるじゃないか、と言われそうですが、ディープインパクトロンシャン競馬場の芝がお世辞にも合っていたとは思えないんですね。

そうなると「ブリーダーズカップを目指してもいいんじゃね?」で。

ブリーダーズカップはダートのレースが主ですが、最近ではブリーダーズカップ・ターフがあって、そこの勝ち馬の種牡馬としての価値が上昇してます。
ま、ブリーダーズカップ・ターフも2400メートルだったけど。

でも、アメリカの芝のほうが日本調教馬に合っているのは確かで。
シーザリオなんかは早々にしかもアッサリとアメリカのオークス勝ちましたしね。

話を凱旋門賞へ。
そもそも凱旋門賞の一番のカギは「不安定な馬場にどう対応できるか」だと思います。
深い芝であると同時に日本とは違って地盤がフラットでない。
それを克服せねばならないのですね。
だから、日本で好タイムを叩き出してもヨーロッパでは参考外になるんです。
日本調教馬がヨーロッパで苦戦するのはそこだと思います。

ただ、ディアドラがナッソーステークスを勝ったように「ヨーロッパに合った馬」の生産・調教が進んでいます。日本調教馬が凱旋門賞を勝つにはそこがポイントになるかもしれません。
「アスコットの鬼」ハービンジャー産駒が日本で活躍を見せているように、ディープインパクトをはじめとしたサンデーサイレンス系にどう配合していくかがこれからのカギになるかもしれません。

なら、今年の凱旋門賞はどうなの?ですが。
単にデビューから馬券で追い続けているブラストワンピースを応援します。
ハービンジャー産駒というのもあるんですが、先週のカッコ悪い騎乗(スプリンターズステークス)もあるので、そこを挽回するには絶好の機会かも。
でもエネイブルがいるのとJRAのオッズだとお安くまとまってしまうので、今回は馬券は見送り。
じっくりと観戦することとします。

で、勝ったら祝杯!と。
※写真はイメージです。「紅」が見つかりません…